この記事は初めてショウリョウバッタを飼う人向けの記事です。
この記事を読むと、バッタの飼育で準備するもの、エサ、お世話方法がわかります。
我が家でやっている飼育方法も紹介します。(^o^)
準備するもの
- 飼育ケース
⚠バッタがかなり小さい場合、フタの穴から逃げる場合があります!!( TДT))
また、フタが開けにくいものはストレスになります。
実際に店舗で開け閉めやってみるのをおすすめします!
開けにくいものはお世話の度に苦労しますよね・・・。
下記の投稿を参考にしてくださいね。 - 霧吹き (100均でもあるよ)
家にあるものでOKです。お世話する時に使います。

エサは何を食べる?
イネ科の草を食べます
ショウリョウバッタは、イネ科の草(よく道端に生えてそうな細長い草)であれば食べます (^^)
↓我が家のショウリョウバッタはこの草を食べています。

長持ちさせるために根こそぎ抜きましょう。
ただし、引っこ抜いた土にアリの巣がついてないか注意してください。
イネ科の草がどれか分からなかったら、捕まえた場所=生活の場所なので、つかまえた周りにある草を一緒に入れてあげれば食べると思います。
それで食べれば、次回から同じ草をあげればOKです。
草の減り具合を見て、2〜3日に1回替えましょう。
おそらく夏場はエサ探しは苦労しないと思います。
イネ科の草はそこら中に生えてますからね。
歩道の脇とかコンクリートの隙間からも生えてきてたりします。
7月、暑くて外に草を取りに行くのも一苦労ですが、頑張りましょう
ちなみに、見た目が似ていてよく間違えられるオンブバッタを去年飼っていましたが、イネ科の草は好きではありませんでした!(それしかないので、仕方なく食べる程度)(^_^;) さつまいもの葉っぱ(ヒルガオ科)をあげると喜んで食べていました!!\(^o^)/ 捕まえた場所はさつまいもの葉っぱの上でしたので、当然かもしれませんが・・・。
見た目がとっても似ていますが、食べ物の好みは違うんですね!!
引用元:教育出版 Webずかん こん虫ずかん ショウリョウバッタ(バッタ科) ショウリョウバッタ - こん虫ずかん|Webずかん
引用元:らくのうマザーズ 飼料畑雑草 ①イネ科 一覧 【飼料畑雑草】①イネ科 一覧 | らくのうマザーズ
引用元:教育出版 Webずかん こん虫ずかん オンブバッタ(オンブバッタ科) オンブバッタ - こん虫ずかん|Webずかん
水も必要です
エサの植物から水分がとれるため、毎日じゃなくてもいいらしいのですが、水を飲みます。
私は毎朝、虫カゴの壁に向けて霧吹きで一吹き水をあげています。 バッタが水に気づいたら、水滴を飲みに行ってますよ。(*^^*)
水を飲んでる姿かわいいですよ。(*^^*)
※水は1日日光に当ててカルキ抜きしたものをあげています。
カマキリ飼育者の方の動画で、自然界にないものは与えないほうがいいかもという思想を真似しています。
ケースの中の環境作り
おすすめ動画
↓まずはこちらの動画を見てもらうと、バッタの生態からいろいろと参考になりますよ。
むし岡だいき 【とても簡単】色んなバッタを飼育する方法
動画のまとめ
⚠重要なこと!!
- 1ケースにたくさん入れない(ストレス・病気・共食いを防ぐ)
⇒動画では、”子供が昆虫採集をして持って帰ってきたカゴの中”
の設定でしたので、いろいろな種類のバッタが入ってましたが、基本1ケース1種類がいいと思います。(雑食が紛れていると、お腹空いていたら共食いの危険があります) - 草をつけておく瓶を置く場合は、瓶の隙間からバッタが落ちて溺れないようにティッシュなどでフタをする。
⇒バッタは体が濡れるのが苦手?かなと思います。
私の経験ですが、水が溜まってるところに落ちてしまったバッタは、すぐに動けませんでした。 - 野菜をあげる場合、農薬に気をつける
⇒基本エサは草をあげるのがいいと思いますが、冬場などでエサがないときは野菜をあげるしかないですよね〜。
私の地域では、去年は冬でもしぶとく草が生えていることろがあったので、野菜をあげることはなかったです。
お家作り手順
- ケースを縦に置く (バッタの観察をしやすいため)
- 床になる部分にペーパーをしく(掃除をしやすいため)
食べてすぐ食べながら?フンをめちゃくちゃします!!ティッシュごとフンを捨てましょう。 - 瓶に水を入れて根こそぎとった草を入れる
→※濡れたティッシュでくるみ、アルミホイルでさらにくるむと瓶に入れなくでも草の持ちが良くなります。(写真↓) - ケースは直射日光に当たらない、明るい場所に置く
日光が不足すると脱皮に失敗することがあるようです。
かといって、直射日光がガンガンにあたり、暑くなる場所に置くのは危険です。
我が家は薄いカーテンをつけている東側の出窓においています。
朝はカーテン越しに日光があたりますが、日中は明るくても暑くはなっていません。
今までこれで特に問題はなさそうです。 - 定期的に霧吹きする(バッタが集まってきたらのどが渇いています)
- 定期的にエサを交換&掃除する
- 1〜6の繰り返しです。
※エサの包み方


日光に当たる時間が不足すると、外骨格(皮膚)が硬くならないことがあります。
引用元:バッタ専門図鑑
これにより脱皮に失敗して、亡くなってしまう可能性が高くなります。
掃除&餌やりのやり方
当たり前と言えば当たり前ですが、下記の方法で掃除&エサやりをします。
- バッタを出す
- ケース内のフンや草を出してきれいにする(出来れば定期的に洗うほうが良い)
- 新しい草を入れる
しかし、去年まではバッタを出す時に逃げると思いこみ、すごく面倒な方法をしていました。
- 他の余っているケースに入れる、またはあみで逃げないようにつかまえておく
- 掃除する
- バッタを戻す
でもふと思いました。カマキリは手乗りするのだから、バッタも出来るのでは?
そして、意外と人懐っこいバッタがいることに気づきました。
指を差し出すと乗ってきます。かわいすぎる〜 (*^^*)
そして、壁に移動すると大人しく待ってます。
それが出来るようになってからはバッタを出すのが楽になりました。
警戒心が強くて、逃げるバッタもいますけどね〜。
でも壁に貼り付けておくと何故かおとなしい。
逃げたときに備えて、まわりには何も置かない、または、狭い空間でやるといいです。
手乗りバッタもやってみてください (*^^*)
最後までお世話をする
ここまでできたら、あとは責任をもって最後までお世話をするだけです。
生き物を飼う上では1番大事なことですよね。偉そうに言ってますが・・・(^_^;)
1年も生きられないので儚い命ですが、たまにお世話が面倒になるってこともあります。
でも、頑張ってお世話してあげてくださいね。
お世話方法まとめ
- バッタにあったサイズのケースを選ぶ&1ケースにたくさん入れない(1〜2匹がいいと思います)
- 定期的に草と水をあげて、ケース内を掃除する
- ケースは窓際などの明るい場所に置く
- ケースを縦におくと観察しやすい
1ケースにたくさん入れないことが1番のポイントかなと思います。
全部ショウリョウバッタかと思ってて、その中にもし1匹キリギリス入ってたら。。。。
多分食べられます。 (TOT)
キリギリスは触覚が長いので、なんか違うなと見分けるポイントにはなると思います。
ちょっと見た目が違うものがいたら別のケースに入れたほうがいいですね。
あとは、毎日観察して何か異変がないか観察しましょう。
食べてないとか元気なさそうとか・・・。
きっとちゃんと気にしてあげれば元気に育ってくれると思います!!(^o^)
それでもたまに昨日まで元気だったのにと、突然死んでしまう子もいます。
悲しいですがしょうがないと思うことにします。
最後までお世話してあげましょうね。
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