足先が不自由なチョウセンカマキリの羽化後〜の話

チョウセンカマキリ お世話編

1年前の2024年の話です。
8月上旬に終齢幼虫のチョウセンカマキリをつかまえてきました。
我が家に来てから足先が折れてしまい、羽化直前にカマも不自由になり、足場で踏ん張れないけどなんとか羽化してくれました。
羽化後の9月〜死んでしまう11月末までの様子を振り返りたいと思います。

↓つかまえた時と羽化の様子の記事はこちらです。

9月〜10月中旬まで 羽化してからしばらく元気だった

・バッタを見せるとカマを動かしてつかまえようとしていたため、食欲はあったと思う
 (小さめのバッタを3日に1匹ほど食べていた)
・カマはうまく動かせないが、動かせる方のカマでバッタを押さえて食べていた
(羽化前日に落下した時にカマをケガしたため、両カマでバッタをつかまえるのは出来ない)
・足が折れていても穴に足を差し込んで足場に登っていた

10月中旬〜 足場の鉢底ネットを撤去した

・鉢底ネットに登っているときに足が奥まで入ってしまい、抜けなくなって動けなくなってしまうことがよくあった
・朝起きたら足場から落ちたのか、ひっくり返っていることがあった
・足場をなくしたらだんだん登ろうとしなくなった

10月終わりごろ〜 エサを食べなくなった

その他気になったこと

・バッタを見せても口に近づけてもカマで拒否してきた
・お腹が大きくなってきて、もしかして卵を産むつもりで食べなくなった?
・水も飲まないで吐き出したりする日もあった
・尾毛(びもう=おしりの2本の毛)をずっと動かしていた
・たまにハネも動かしていた
・下痢っぽいうんち?っぽいおしっこ?をしていた(お腹を壊していた?)
・エサを食べていないのに、毎日1個は小さいうんちをしていた

11/5 8日ぶりに餌を食べた

・全部ではないが少しバッタを食べた・・よかった〜
・鶏肉を食べた
・食べたあとは少し元気になった気がする
・カマを動かしたりしていた

11/6〜 10日間食べない→11/15 少し食べる

・また1週間以上食べなかったあと、バッタを少し食べた
・食べたあとにまだモグモグして食べたものを出していた
・あまり目が見えていない??ような??昼なのに目が茶色っぽい(おそらく老化現象)
・ケースの中で隣のバッタを見て移動していた(なんとなくは見えている?)

11/16〜 また食べなくなる

・バッタを口元に持っていっても食べない
・水だけは飲む

11/25 まだ動いていた

・11/25はまだ少し動けていた
・足が少し動いたり、触覚が少し動いたり、ハネが少し動いたり、口が少し動いたりした
・頭を上に持ち上げようとしていたが、下がってしまう
・最後に水を飲んだ日
・持ち上げたら黒い下痢?おしっこ?のようなものが出てきた
・この日が生きていた最後の日だったと思う

11/26 → ここで息を引き取った?

・水は飲めなくなった 
・かすかにまだ生きている?ピクッと動いている気がする

11/27

・カマがフニャフニャになって力が抜けていた
・目が真っ黒になっていた(日向においても目の色が変わらない)

11/28

・死後硬直か、カマも足も固くなっていた

まとめ

羽化してから1ヶ月半ほどはエサを食べれていたが、10月終わりごろから死んでしまうまで約1ヶ月、バッタを食べたのはたった2回でした。
しかも、食べたのは1匹まるまるではなく一部だけでした。
お腹も少し大きくなっていたので産卵するために食べないのかと思っていましたが、卵を産もうと思ったが産めず、そのまま食欲もなくなって弱ってしまった気がします。
やはり人間と一緒で食べられないと弱ってしまいます。
しょうがないですが、だんだん弱っていくカマキリに何もしてあげられないのが辛かったです。(T_T)

また、毎朝まだ生きているかな?と確認するのもドキドキでした。
時期的には11月末なので野生では一般的な寿命だったのかもしれないですが、足が折れてなければもっと元気に生きれたかも・・・?と後悔はあります。
終齢幼虫を捕まえたときは脱皮はあと1回しかないので、失敗しないように特に足にケガがないように気をつけないといけないと思いました。

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